【コラム】シェアハウスってどうなの?

このコラムを読んでいる方の中にも、シェアハウスへの投資を検討している人もいるかと思います。
そんなシェアハウスへの投資ですが、これは良いのか悪いのかという質問をたまに受けます。

例えば、一戸建てを1人に貸し、家賃が20万円取れたとします。
ですが、この家が4部屋あるシェアハウスだとすると、4人の人に貸して1人6万円取れ、24万円の家賃収入になるので、利回りが良くなるということで、ここ数年で始める人が多い業態です。

またドミトリーと呼ばれる、この4部屋にさらに2段ベッドなどを持ち込んで、1部屋を4人に貸して1人3万円取ると、1部屋12万円となり、それが4部屋で月額48万円の家賃収入になってしまうという可能性が出てきます。


では、「投資としてどうなのか?」ですが、
まず、どんな投資もそうですが、考えなくてはいけないのが、
「その物件をそもそも購入できるのか?」ということです。

シェアハウスは、ここ数年で一気に拡大している事業形態ですので、
銀行が融資の対象物件にしていることが非常に少ないです。
私もシェアハウスの売買の実績はありますが、融資を出してくれたのは一部の金融機関のみで、金利も4%台になってしまったりと、ほとんどの銀行が融資の対象にしていません。
なかなか融資付けが難しいのがシェアハウスの特徴です。

次に問題になってくるのが、運営の問題です。
地方でシェアハウスを始めようと考えている人もいるかと思いますが、これは難しい話で、東京という「家賃が高く空室が少ない環境」だからこそ、シェアハウスという業態が成り立ちます。また、これほど高利回りが期待でき、儲かる業態だということが知れ渡ってきているので、シェアハウスの運営に乗り出す人も多くなってきているようです。
シェアハウスの増加で、都内でも立地が本当によく、需要が無いと難しいのかもしれません。

また、消防法などの点からみても、ドミトリーという形態はいかがなものか?という議論もあり、この辺は少しずつ法規制が入ってくることが予想されます。
また、部屋の短期貸しで1日だけ貸すなどは、本来であれば旅館業の免許が必要なので、こちらも、1か月や3か月の期間で賃貸借契約を交わしていった方が良いと思います。

法律という面では、シェアハウス自体の法整備ができていないので、今後どうなるのかわかりませんが、ドミトリーに対しては何らかの法規制が入ると予想できます。


加えて、シェアハウス同士の競争も以前より激しくなってきているので、今後、需要がある好条件の物件をいかに仕入れられるか次第で検討の余地はあるかと思います。

また、そのときの物件購入は、運良く融資が使える可能性もありますが、このようなケースはかなり少ないので、ほぼ現金でやるということを前提に、計画を進めていくしかないと思います。

TOKYO大家Sでは、資金計画のお手伝い、不動産投資の考え方、物件の選び方などの情報提供を個別相談やセミナーで行っております。
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